★かほり先生の海外体験記★

★かほり先生の海外体験記★ No.32

かきかた教室の様子

先月号に続いてスペインの旅について述べます。マドリードから南に約70kmの距離に中世の古都として有名なトレドがあります。タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています。トレドはラ・マンチャ州の州都でスペインのほぼ中央に位置しています。中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地です。私と友人が訪れた1970年代には人口約4.5万でしたが、2010年には8万を超えています。ルネサンス期にはこの街でギリシャ人画家エル・グレコが活躍しました。サント・トメ教会に彼の絵が展示されています。トレドの旧市街は小高い丘の上にあり高い城壁に囲まれています。半日もあれば徒歩で観光出来る位の大きさです。高くそびえる門をくぐって中に入ると中世の街らしく狭い路地が張り巡らされ表通りにはたくさんの観光客向けの土産物店が並んでいました。トレドの周辺には森や山が無い上に建物も石造りですので緑に恵まれた国土を持つ日本人の私達から見るとどこか荒涼とした風景に見えました。トレドには町を一望できる展望台や大聖堂など何か所も観光客必見の場所があるようですが40数年前に何処と何処を見たのか詳細は憶えていません。ただ坂の多い街を歩き回った事だけが頭の片隅に今でもこびりついています。トレドからグラナダに向かう途中だったと思いますが、乗り継ぎか何かで片田舎の駅に降ろされました。駅員の姿も見当たらないさびれた駅舎で次の列車が来るまで何時間も待たされました。手持無沙汰なので友人と人気の少ない田舎町をぶらぶらしました。

この町の様子が如何にも貧しい感じがしてここも本当にヨーロッパなのだろうかと思ってしまった程でした。次回はグラナダについて書くつもりです。

それまでMLS英語教室のみなさんごきげんよう!

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